帝塚山大学（奈良県奈良市）は7月29日（土）、東生駒キャンパスにて「奈良学－国際性と地域性」と題したフォーラムを開催する。このフォーラムは、同大に今年4月、奈良文化の研究を目的とした「奈良学総合文化研究所」の開設を記念し、開催される。

　昔、平城京という日本の都があった奈良。東アジアの影響を受けた古い文化財をもつ奈良。副題にもあるように、「地域性だけでなく国際性をも兼ね備えたものが奈良学である」と同研究所長関根氏は解説する。

　見所は、研究分野の異なる5人の教授らのディスカッション。奈良学は地方学の一つだが、考古学、歴史学などさまざまな角度から奈良を知ることができるからだ。

　興味深いことに、奈良に住む人は奈良に関心がない人が多いという。「このフォーラムを通じて、地域の人々に、もっと奈良を知ってほしい」と関根氏。

　詳細は以下の通り。

7月29日（土）13時より（12時開場）
帝塚山大学　東生駒キャンパス　6号館1階Ｊ111教室
聴講は無料。申し込み不要。
http://www.tezukayama-u.ac.jp/KOZA/
問い合わせ　0742-48-9341（広報課）まで。