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連載 「教育の地殻変動」
苅谷剛彦(かりや たけひこ)
1955年東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科¥教授。米国ノースウェスタン大学大学院で社会学博士を取得。専門は、教育社会学、比較社会学。主な著書に『階層化日本と教育危機』(有信堂、第1回大佛次郎論壇賞奨励賞受賞)、『教育改革の幻想』(ちくま新書)、『大衆教育社会のゆくえ』(中公新書)、『知的複眼思考法』(講談社)、『教育の世紀』(弘文堂)、『考え合う技術』(共著、ちくま新書)ほか多数。
1955年東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科¥教授。米国ノースウェスタン大学大学院で社会学博士を取得。専門は、教育社会学、比較社会学。主な著書に『階層化日本と教育危機』(有信堂、第1回大佛次郎論壇賞奨励賞受賞)、『教育改革の幻想』(ちくま新書)、『大衆教育社会のゆくえ』(中公新書)、『知的複眼思考法』(講談社)、『教育の世紀』(弘文堂)、『考え合う技術』(共著、ちくま新書)ほか多数。
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新聞報道によれば、自民党大会やそれに引き続く国会論戦の場で、「格差社会」について議論が行われた様子である。小泉首相が、内閣府の調査結果をふまえて、「所得格差は…
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9月の総選挙が終わり、自民党が大勝した。郵政民営化の是非をめぐる選挙といわれたが、自民も民主も「改革、改革」。競い合うように「小さな政府」をめざした選挙だった…
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8月上旬、文部科学省が平成17年度の学校基本調査の速報値を発表した。その結果によれば、17年春の大学・短大進学率(過年度生を含む)がはじめて50%を超え、51…
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前回、今後の日本の教育について考える場合には、「教育の地殻変動」が起きることを考えておかなければいけないと書いた。子ども数の減少に留まらず、教員の高齢化と大量…
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連載を始めるにあたり、これからどんなことを論じていくか、最初に簡単に予告をしておこう。 私のみるところ、2005年は、今後の日本の教育のあり方を大きく左右…