248号
2026/02/10
2月3日は節分だ。季節が移り変わる目安となる「雑節(ざっせつ)」の一つであり、元来は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」のそれぞれにあったものの、いつしか「立春」の前日のみを「節分」と呼ぶようになったという。厳しい冬から春へと移り変わる季節ということもあり、四季の中でも特別視されてきたようだ▼節分の定番として行われる豆まきは、病気や災害、煩悩などの悪いものをもたらす鬼を追い払うことで、新たな季節を迎える行事として日本の文化に根づいてきた▼この時期の受験生にとって、節目となるのは季節だけにとどまらない。年明け早々に実施された共通テストを終えて一息ついたのも束の間、2月末から順次開始される国・公立大学の二次試験に向けて、ラストスパートに余念がないことだろう▼最後の試験を間近に控え、焦りや不安な気持ちに襲われることもあるかもしれない。共通テストの成績を受けて進路を変更した人の中には、自分の選択に自信を持てないと感じている人もいるだろう▼そのような時は、心の中でもう一度豆まきを行い、迷いや不安をもたらす鬼を退治したいものだ。蒔いた豆が芽を出す春の訪れは、もうすぐそこに迫ってきている。
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