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日本初 自動車コンペ世界大会4位 東京電機大学

2005/12/26

東京電機大学理工学部知能機械工学科は12月1日から4日の間、オーストラリアで行われた自動車コンペの世界大会(Formula SAE Austrasia)で、総合4位(全25チーム中)となった。日本からは2000年以降、複数のチームが参戦してきたが、今回の成績は日本勢初の快挙。

 この大会は、米国自動車技術協会(Society of Automotive Engineers)が主催する自動車のコンペであり、ワールドシリーズの一つ。各国の大学生チームが、小型のフォーミュラカーを設計製作し、その設計技術と車両の走行性能の高さを審査する。

 1台の車を1から作る工学と、製作に必要なコスト管理、渉外、広告等のマネジメントを実践し、工学にとどまることのない能力の人材を育成することを目的とし、1981年から大会を開催している。

 同学科は、この大会のためにプロジェクトを発足。2002年に行われたオーストラリア大会、2003年アメリカ大会、日本大会、2004年イギリス大会、2005年アメリカ大会、日本大会に参加してきた。今大会では全8部門で競われる部門別賞ではスキッドパッド(旋回)1位、エコノミー(燃費)1位、デザイン(設計)審査3位、総合成績4位とその実力が高く評価された。

 今後は、2006年日本大会、オーストラリア大会をターゲットに開発を行っていく予定である。


詳細は以下のホームページで確認できる。
フォーミュラSAEプロジェクト
東京電機大学

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