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子どもの本に強い「幼稚園教諭課程」誕生 梅花女子大学 児童文学科

2008/02/01

 2008年4月、梅花女子大学(大阪府茨木市)児童文学科に、「幼稚園教諭免許課程」が誕生する。
 同大の児童文学科は1982年、日本で初めて児童文学を専門的に研究・教育する学科として創立。今年度で25周年を迎える歴史ある学科である。

 子どもに関わる問題が話題になることが多い昨今。子どもが健やかに成長していくためには、子ども同士はもちろん、おとなとの絆を結ぶことが、何よりも大切である。児童文学や絵本には、子どもを育てる力だけでなく、おとなをも豊かに育てる、生きるための根源的なメッセージがある。

 児童文学を学び、自ら物語や絵本を制作し、子どもたちに伝え、活動するための学びによって感性を磨き、子どもの本の世界を、子どもたちと一緒に楽しむ力が身につき、心の絆を結ぶことができる。

 「なぜ児童文学科で幼稚園教諭なのか?」のカギがここにある。

 同学科では、児童文学や絵本のメッセージを読み解く「研究」、新たな物語をとおして自らメッセージを送る「制作」、本のすばらしさや作品世界を直接子どもたちに伝える「伝達」の3分野にわたって、総合的に学んでいく。

 幼稚園教諭の教職科目のほか、「児童文学入門」「児童文学表現論」「子ども文化論」「日本の伝統的なあそび」など、幅広い知見と実力が身につく専門科目が目白押し。バックグラウンドにある「児童文学」が幼児教育に深みを与える。この点が、これまでの教員養成の学びの枠を一歩越えた、同学科の強みである。21世紀タイプの幼稚園教諭の巣立つ日も近い。


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