聖学院大学（埼玉県上尾市）のオープンキャンパスでは、福祉や幼児教育・保育の現場で活躍する同大の卒業生らが直接、高校生の不安や、よくある質問に答えるスペシャル企画を実施している。

　今年度は、すでに2回のオープンキャンパスを実施。4月25日は、特別講演「幼稚園の先生と話そう！」と題して、同大卒業生で、海外青年協力隊としてブルガリアに赴任した経験も持つ岡田裕介・聖学院みどり幼稚園教諭が、ブルガリアの幼稚園での経験や、同大人間福祉学部児童学科の思い出を語った。
　5月23日は、スペシャル企画「福祉の現場で働く卒業生に話を聞いてみよう！」と題し、卒業生が同学部人間福祉学科の学びや、福祉の現場で働く楽しさや厳しさについて、在学生や参加者からの質問に答えた。

　これらの様子は、同大サイトに、インタビュー記事や動画が公開されている。

　6月27日のオープンキャンパスでは、児童学科特別プログラムとして、高校生からよく出る「幼稚園の先生になりたいけれど、音楽はどのくらいできないとだめですか？」「ピアノが弾けないとだめですか？」といった質問に答えながら、保育で音楽の持つ意味についても考えていく。

　政治経済学部、人文学部、人間福祉学部それぞれの体験授業、「ＡＯ入試レポート型」の入試説明、キャンパスツアーなどのプログラムはもちろんのこと、高校生の不安に正面から向き合い、現場からの答えで解消する特別プログラムの実施は、同大の“面倒見のよい大学。入って伸びる大学。”という教育方針を具現化したオープンキャンパスだといえる。

　詳細は同大オープンキャンパスサイトを参照。

■問い合わせ・参加予約
　聖学院大学アドミッションセンター
　TEL:048-725-6191