全国の大学、大学院生から本の企画を募集し、学生が持つ、本にしたい思いやメッセージを出版というかたちで社会に発信していく「出版甲子園」が今年も開催され、現在、企画を募集している。
　決勝大会で選ばれた優秀な企画には、出版のチャンスも与えられるこの大会。実際に過去4回の大会から、6冊の本が出版されている。
　募集期間は8月5日まで。決勝大会は10月25日に開催される。

詳細は以下の通り。

◆募集要項

【募集対象】
　学生（年齢不問）

【応募方法】
　出版甲子園WEBサイト「一次募集用企画投稿フォーム」より応募

【入力情報】（詳細はサンプル企画書を参照）
　1．企画者情報（氏名、性別、学校・学部・学年、年齢、連絡先）
　2．タイトル
　3．企画概要
　4．自己アピール
　5．ターゲットと企画のねらい
　6．構成案（任意）
　7．見本原稿（任意）
　8．フリースペース（任意）

【募集期間】
　2009年6月8日～8月5日

【発表】
　一次選考の結果は、8月12日までに応募者全員にメールにて通知。

 

◆大会スケジュール

●企画募集：6月8日～8月5日

●一次審査：実行委員による書類審査
　結果発表：8月11日

●ブラッシュアップ①：応募時よりも詳しい企画書を書く
　8月11日～8月21日

●二次審査：実行委員、プロの出版関係者による書類審査
　結果発表：8月26日

●ブラッシュアップ②：三次審査を目指し企画書をさらに推敲する
　8月27日～9月11日

●三次審査：一般審査、現役編集者による審査
　結果発表：10月4日

●決勝準備期間：企画書の仕上げ、プレゼン発表準備
　10月4日～10月21日

●決勝大会：プレゼンバトル＝現役編集者による審査
　10月25日

出版甲子園ＷＥＢサイト　

　この出版甲子園は、「『学生による』学生のための出版選手権」というだけあり、実行委員会も、関東圏の大学生が集まったインカレサークル形式で運営されている。
　地方支部の設立なども視野に入れ活動を広げているという。自らの思いを本にしたい学生はもちろん、編集やイベント企画・運営などに興味のある学生にも、注目してほしいイベントだ。