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第27号(平成27年7月10日発行) Country Girls 嗣永 桃子さん
2015/07/15
自分の可能性を広げるために将来に向かって頑張ろう!!
Country Girls 嗣永 桃子さん
テレビ番組などでひょうきんなトークを繰り広げ、お茶の間に笑顔を届けながらも、トップアイドルとして完璧なパフォーマンスを披露する嗣永桃子さん。広く人気を集めた「Berryz 工房」の無期限活動停止後は、「プレイングマネージャー」として「カントリー・ガールズ」を牽引するなど、抜群のリーダーシップを発揮しています。
また、現役アイドルとして活動する一方、昨春に4 年制大学を卒業し、「小学校教員免許状」を取得するなど、公私共にプロフェッショナルな「ももち先輩」の進路ストーリーをお届けします。
世界で愛されるスーパーアイドル
「ももち」が誕生するまで
私が「ハロー! プロジェクト・キッズ」として「ハロー! プロジェクト」に加入したのが、小学校4年生の時。当時は「モーニング娘。」さんが大好きで、自分も歌って踊って、たくさんの人に元気を与えられる存在になりたいと思っていました。先輩のバックダンサーなどを務め、経験を積みながら、小学校6年生の時に「Berryz 工房」としてデビューしたんです。当時はまだ幼かったこともあり、言われたことをこなしていくのに精一杯。仕事と学校の両立で忙しく、慌ただしい毎日だったのですが、それでも大好きな歌とダンスができることに喜びを感じながら活動に取り組んでいました。
アイドルを続けながら
大学への進学を決意
高校に進学し、芸能活動と両立する中で、周りの友人が進路について考え始めたのをきっかけに、私も真剣に将来のことを考えるようになりました。父が「大学に進学すると世界が広がるよ」とアドバイスをしてくれていたこともあって、頭の中には進学することが常にあったんです。小さな子どもが大好きで、学校という場所がお気に入りだった私にとって、小学校の先生は憧れの職業でした。もちろん、アイドルを続けていくことに喜びを感じていたのですが、「嗣永桃子」として、たくさんのことを勉強したいと思い、大学進学を決意しました。本格的に準備を始めたのは高校2年生から。小学校の教員免許状が取得できる学校を中心に志望校を選び、仕事をしながらでも通えそうな学校を見つけました。
一生懸命に取り組んだ受験勉強
目的を果たした大学進学
受験勉強は、お仕事が終わったあと、夜から始めることが多くて。集中し過ぎて、部屋の時計を見ると夜中の3時だったこともありました。反対に、どうしても集中できない時は母につき合ってもらって、ファミリーレストランで一緒に勉強することもありました。私は本を読むことがとても好きだったので、読解や文章表現については苦労することが少なかったです。意気込んで挑んだ大学入試、合格をいただけた時は、いままでの苦労が吹き飛ぶくらい嬉しく思いました。
入学してからは、小学校教員の免許状取得に必要な単位の修得に必死でした。お仕事で講義を休まなければいけない時もありましたが、事務所に相談して、学業を優先することもありました。教育実習に関しては、土日以外はお仕事を控えてもらっていました。最終的には、小学校教員免許状に加えて、幼稚園教諭の免許状も取得でき、目的を果たして卒業することができました。
社会人メンバーとして
「カントリー・ガールズ」に参加
今年の3月3日に「Berryz工房」が無期限活動停止をし、私は「カントリー・ガールズ」の「プレイングマネージャー」として活動を開始しました。大学では資格取得という夢をかなえましたが、アイドルとしてはまだ実現したい夢がたくさんあります。だからこそ、このグループでメンバーと一緒に達成したいと思います。もちろん、私自身、「プレイングマネージャー」を名乗っている以上、指導しなければいけない立場なんですけど、「ガミガミ」言うよりも、“背中で見せる”タイプなので、社会人としてしっかりとした立ち居振る舞いをすることで、導いてあげたいと思います。そして、「世界に羽ばたくこと」を目標に掲げていますので、これまで里田まいさんが守ってきた「カントリー娘。」の歴史を大切にしながらも、メンバーと頑張っていくつもりです。
新曲の「わかっているのにごめんね/ためらい サマータイム」では、そんな“大人なももち”にも注目して欲しいですね。歌詞は「円周率」とか、学校をイメージした楽曲になっていますので、高校生のみなさんにも共感できる内容になっていると思います。
進路に関する情報収集はこまめに
自分に合った学校を見つけ出して
私は小さい頃から芸能の仕事をしていたので、同年代の友人と接する機会が少なかったんです。だから、大学で仲良くなった友人の日常生活を見聞きし、自分が世間知らずだったことを痛感しました。反面、「勉強で寝る時間が少ない」と嘆く友人に「社会はこんなもんじゃないよ」と諭すこともあったほど。進学したことで、私は人間的に大きく成長ができました。ですから、高校生のみなさんも、「可能性を広げるため」と思って、自分の興味や適性に合った進路を見つけ出して欲しいと思います。オープンキャンパスに参加することはもちろん、こまめな情報収集が大切です。
私たち「カントリー・ガールズ」もデビューしたばかり。みなさんと一緒に頑張りたいと思います。
つぐなが・ももこ●
1992年3月6 日、千葉県出身。2002 年「ハロー!プロジェクト・キッズ」として「ハロー! プロジェクト」に加入。04 年「Berryz 工房」としてデビュー。15 年、同グループの無期限活動停止を発表後、里田まいさんがスーパーバイザーを務める「カントリー・ガールズ」の「プレイングマネージャー」として加入。パフォーマンス活動をしながら、メンバーの指導・育成も担当している。
Country Girls 嗣永 桃子さん
テレビ番組などでひょうきんなトークを繰り広げ、お茶の間に笑顔を届けながらも、トップアイドルとして完璧なパフォーマンスを披露する嗣永桃子さん。広く人気を集めた「Berryz 工房」の無期限活動停止後は、「プレイングマネージャー」として「カントリー・ガールズ」を牽引するなど、抜群のリーダーシップを発揮しています。
また、現役アイドルとして活動する一方、昨春に4 年制大学を卒業し、「小学校教員免許状」を取得するなど、公私共にプロフェッショナルな「ももち先輩」の進路ストーリーをお届けします。
世界で愛されるスーパーアイドル
「ももち」が誕生するまで
私が「ハロー! プロジェクト・キッズ」として「ハロー! プロジェクト」に加入したのが、小学校4年生の時。当時は「モーニング娘。」さんが大好きで、自分も歌って踊って、たくさんの人に元気を与えられる存在になりたいと思っていました。先輩のバックダンサーなどを務め、経験を積みながら、小学校6年生の時に「Berryz 工房」としてデビューしたんです。当時はまだ幼かったこともあり、言われたことをこなしていくのに精一杯。仕事と学校の両立で忙しく、慌ただしい毎日だったのですが、それでも大好きな歌とダンスができることに喜びを感じながら活動に取り組んでいました。
アイドルを続けながら
大学への進学を決意
高校に進学し、芸能活動と両立する中で、周りの友人が進路について考え始めたのをきっかけに、私も真剣に将来のことを考えるようになりました。父が「大学に進学すると世界が広がるよ」とアドバイスをしてくれていたこともあって、頭の中には進学することが常にあったんです。小さな子どもが大好きで、学校という場所がお気に入りだった私にとって、小学校の先生は憧れの職業でした。もちろん、アイドルを続けていくことに喜びを感じていたのですが、「嗣永桃子」として、たくさんのことを勉強したいと思い、大学進学を決意しました。本格的に準備を始めたのは高校2年生から。小学校の教員免許状が取得できる学校を中心に志望校を選び、仕事をしながらでも通えそうな学校を見つけました。
一生懸命に取り組んだ受験勉強
目的を果たした大学進学
受験勉強は、お仕事が終わったあと、夜から始めることが多くて。集中し過ぎて、部屋の時計を見ると夜中の3時だったこともありました。反対に、どうしても集中できない時は母につき合ってもらって、ファミリーレストランで一緒に勉強することもありました。私は本を読むことがとても好きだったので、読解や文章表現については苦労することが少なかったです。意気込んで挑んだ大学入試、合格をいただけた時は、いままでの苦労が吹き飛ぶくらい嬉しく思いました。
入学してからは、小学校教員の免許状取得に必要な単位の修得に必死でした。お仕事で講義を休まなければいけない時もありましたが、事務所に相談して、学業を優先することもありました。教育実習に関しては、土日以外はお仕事を控えてもらっていました。最終的には、小学校教員免許状に加えて、幼稚園教諭の免許状も取得でき、目的を果たして卒業することができました。
社会人メンバーとして
「カントリー・ガールズ」に参加
今年の3月3日に「Berryz工房」が無期限活動停止をし、私は「カントリー・ガールズ」の「プレイングマネージャー」として活動を開始しました。大学では資格取得という夢をかなえましたが、アイドルとしてはまだ実現したい夢がたくさんあります。だからこそ、このグループでメンバーと一緒に達成したいと思います。もちろん、私自身、「プレイングマネージャー」を名乗っている以上、指導しなければいけない立場なんですけど、「ガミガミ」言うよりも、“背中で見せる”タイプなので、社会人としてしっかりとした立ち居振る舞いをすることで、導いてあげたいと思います。そして、「世界に羽ばたくこと」を目標に掲げていますので、これまで里田まいさんが守ってきた「カントリー娘。」の歴史を大切にしながらも、メンバーと頑張っていくつもりです。
新曲の「わかっているのにごめんね/ためらい サマータイム」では、そんな“大人なももち”にも注目して欲しいですね。歌詞は「円周率」とか、学校をイメージした楽曲になっていますので、高校生のみなさんにも共感できる内容になっていると思います。
進路に関する情報収集はこまめに
自分に合った学校を見つけ出して
私は小さい頃から芸能の仕事をしていたので、同年代の友人と接する機会が少なかったんです。だから、大学で仲良くなった友人の日常生活を見聞きし、自分が世間知らずだったことを痛感しました。反面、「勉強で寝る時間が少ない」と嘆く友人に「社会はこんなもんじゃないよ」と諭すこともあったほど。進学したことで、私は人間的に大きく成長ができました。ですから、高校生のみなさんも、「可能性を広げるため」と思って、自分の興味や適性に合った進路を見つけ出して欲しいと思います。オープンキャンパスに参加することはもちろん、こまめな情報収集が大切です。
私たち「カントリー・ガールズ」もデビューしたばかり。みなさんと一緒に頑張りたいと思います。
つぐなが・ももこ●
1992年3月6 日、千葉県出身。2002 年「ハロー!プロジェクト・キッズ」として「ハロー! プロジェクト」に加入。04 年「Berryz 工房」としてデビュー。15 年、同グループの無期限活動停止を発表後、里田まいさんがスーパーバイザーを務める「カントリー・ガールズ」の「プレイングマネージャー」として加入。パフォーマンス活動をしながら、メンバーの指導・育成も担当している。
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