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169・170合併号

2019/07/19

 短冊に願い事を書いて笹に吊るす七夕行事は、誰しも幼い頃一度は経験したことがあるのではないだろうか▼大人でも、家庭で行事を楽しんだり、はたまたテーマパークや立ち寄った店舗などで、「ぜひ願い事を書いてください」と声をかけられたりすることもあるだろう。いきなり願い事と言われても迷ってしまうが、受験生や就活生にとっては、「志望校合格!」「就職が決まりますように」などが願い事の定番だろうか▼七夕が願い事をかなえてくれるかは分からないが、"目標を紙に書く"ことには一定の意味があると聞く。何と書くか考えることで改めてその目標に向き合い、書いて目で見ることでその目標をより意識。目につくところに飾っておけば、その目標を達成できる確率は上がるのだとか。受験生というと、壁に目標を貼ったり合格と書いてあるはちまきを巻いたりという昔からのイメージがあるが、あれも目標を目にする良い方法なのかもしれない▼七夕は現在7月7日が一般的だが、旧暦では8月7日であり、地域によってはいまも8月に七夕祭りなどを開催する場合も少なくない。7月に願い事を書きそびれた人は、8月7日に改めて考えてみてはいかがだろうか。

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