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224号

2024/02/20

 令和6年を迎えてから、早くも受験シーズンが終盤となる2月に突入した。受験生ともなると、試験本番までの日数が短くなるにつれて、緊張や不安を感じることも少なくないだろう。多くの場合2月は28日間と、ほかの月よりも日数が少ない分、その短い期間から焦りを抱くこともあるはずだ▼しかし、今年の2月は地球の公転周期により発生するズレを修正するために4年に一度の「29日間」となる「うるう年」だ。毎年訪れることのない29日間ある2月を貴重に感じる人も多いのではないだろうか▼とはいえ、一日増えたことで何が変わるかと言えば、特段大きな変化はないに違いない。だが、受験当日まで何をするにしても時間が惜しい受験生にとっては貴重な一日であることには違いなく、万全の状態で試験に臨むべく、一分一秒でも多く準備に費やしたい心境だろう▼4年に一度のタイミングで受験機会のある受験生たちは、ある種の強運の持ち主のようにも思える。もちろん、受験は運任せだけでは乗り越えられるものではないが、日々の努力に運が加わることで、それまでの努力による自信に拍車をかけることも可能だろう。受験生は最後の一日まで全力を尽くして欲しい。




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