最近の若者は思いやりがあると思いませんか？

先日、千葉県某所の大学からの帰り道、バスに松葉杖をついたおじいさんが乗って来ました。優先席には学生と、親子連れの姿。
真っ先に席を立ったのは学生でした。

また別の日、埼玉県某所の高校へ行く途中、電車のなかで本を読みながら寝てしまったおばあさんがいました。読みかけの本からしおりが落ち、それに気づいたらしき女子高生。彼女は茶髪にミニスカ、お菓子片手に足を組んでいましたが、一瞬のためらいのあと、そっとしおりを広い、おばあさんの手元に置きました。

そんな光景を最近よく見ます。行動するのは決まって学生らしき若者たちなんです。
意識して見てみると、大人ほど見て見ぬふりなんですね。

学生の学力低下が叫ばれ、ゆとり教育批判から、2011年には指導要領が再びかわります。
しかし、ゆとり教育の成果の検証はきちんと行われているんでしょうか。

私が見た若者たちの行動が、教育によるものかどうかはわかりませんが、最近の若者は、人として大切なものをきちんと持っている、そう思いました。

（はっち）