日本女子大、奈良女子大、東京女子大、津田塾大、お茶の水女子大の数学系教室の有志が企画した本コンテストは、理数離れが叫ばれて久しい今日、とくに女性における数学離れを食い止めたいと、2007年からスタートしたもので、今回は第2回目。2007年同様、2008年度においても、「女性と数学」をテーマに、性別年齢関係なく、広くエッセイを募集する。  

　2007年の応募は全部で115通。中学生から80歳前後の人まで広く、また女性に偏ることなく応募があった。選考委員の峰村勝弘・日本女子大学教授は「男性の作品には、観念的、抽象的なものが多く、女性の作品には生活感を伴ったものが多いという傾向はありましたが、それぞれに面白く素晴らしい作品ばかりで、感動の連続でした」と、今年の応募作品を振り返る。

　第2回目となる今回の応募では、より多くの応募を期待されている。数学が得意な人も、そうでない人も、自分の身近にある「数学」を、探してみてはいかがだろうか。　

　2008年募集概要は下記の通り。

募集標題：「女性と数学」

応募原稿：400字詰め原稿用紙6～8枚

　　　　　または40字×40行で1ページ半から2ページ以内

募集対象：一般（年齢、性別問わず）

募集期間：2008年1月1日～3月31日

その他詳細及び選考についてはこちら。

【問い合わせ先】03-5981-3636