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丸の内に知の拠点 Galleria商.Tokyoオープン 千葉商科大学
2007/12/07
千葉商科大学(千葉県市川市)は11月6日、丸の内の皇居にほど近い国際ビルの一角に、Galleria商.Tokyoというサテライトキャンパスをオープンさせた。「実学」教育を行う同大が、大学の知識の発信、また卒業生や産業人と交流の場など、さまざまな知的財産のネットワーク拠点として設置したものだ。
Galleria商は、ソファやテーブルが置かれたサロンスペースと、2つのレクチャールームで構成されており、グリーンを基調とした落ち着きある空間が広がっている。
ここでは、9月より大学院の授業の一部が行われているが、大学のキャンパス以上の役割も果たす。例えば、「晴耕塾」と呼ばれるクラブ組織の講演会や勉強会が開催されたり、また、同大が管理運営する伝統工芸品のウェブショップ上の商品が展示されるなどだ。
「晴耕塾」とは、島田晴雄学長を塾長とし、卒業生や産業人を中心とした会員制のネットワーク組織であるが、こうしたネットワークだけでなく、「誰でも気軽に足を運んでほしい」と島田学長は語りかける。
サロンスペースの中央に鎮座するオブジェ「透明な家」は、生活と幸せの象徴であり、また人々が集い語らう「実学」構築の象徴だという。
Galleria商のオープン自体が、2008年2月に80周年を迎える同大にとっての、新たな第一歩であることを表している。