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秋葉原事件とキャリア教育

2008/07/15

 東京の秋葉原で先月起きた殺傷事件で、日本中は大騒ぎになった。事件にからみ、現在、インターネットの問題、社会的な孤立の問題、雇用の問題、格差の問題など、いろいろな角度から、いろいろな方が事件発生の分析を行っている。

 私は、これらの分析手法に「キャリア教育」の問題を加えるべきだと思う。

 青森の進学校を卒業後に短大へすすみ、そして派遣先を転々とした容疑者に、将来を見据えたキャリアプランがあったとは考えにくい。 
 なんとなく進学し、なんとなく卒業し、なんとなくアルバイトをし、なんとなく派遣元企業に登録し、そして、それでも今の日本で飢え死にすることはないけれど、なんとなく毎日イライラ。
 同容疑者に限らず、そんな若年者はけっこう身の回りにいると思う。

 夢のある将来を描き、その達成のために日々頑張っている若者には、同容疑者のような凶行を考えるヒマはない。そういう意味で、同容疑者へのキャリア教育は失敗している。そんな見方もできるのでは?と、最近強く感じます。

(仲)

 

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