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浦和レッズコーチが特別講義 女子栄養大学

2008/07/11

 女子栄養大学(坂戸キャンパス:埼玉県坂戸市)は7月9日、浦和レッズの渡辺隆正氏(強化本部アカデミーセンターJrユースレディースコーチ)を特別講師として招き、同大保健学科栄養科学専攻の1年生41名を対象に、実技・講義を行った。

 

  これは同専攻の「生涯スポーツ演習Ⅰ」(担当:鞠子佳香専任講師)の一環として開講されたもの。青々とした芝生が広がる同大のさくら広場で実技を行い、学生たちは渡辺氏の指導の下、ドリブル、キック、リフティングなど、ボール運動の基礎に親しんだ。

 合図をもとに、2~4人でボールを取り合うゲームでは、「やったー」「取られたー」と、学生たちの声が広場いっぱいに響き渡り、それぞれが楽しみながら授業に取り組んでいた。

 

  渡辺氏は、「できないからやらないのではなく、できないことに向き合い、取り組んで、できるようになっていくことが大切。それが自分の自信にもつながっていく。このことを今日のサッカーだけでなく、今後いろいろなことに取り組むときに、覚えていてほしい」と、学生たちにメッセージを送った。


 同専攻では栄養士のほか、中学・高校の「家庭」の教員免許(第一種)が取得できるカリキュラムが組まれている。家庭科教員をめざす学生にとって、楽しませながらスポーツの大切さと楽しさを伝えていく渡辺氏の指導方法も、良い刺激になっただろう。

 

 

 実演する渡辺氏。学生からは大きな拍手が送られた

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