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高校教諭らが大学教育を体験 文京学院大学公開ワークショップ

2009/07/17

 文京学院大学(本郷キャンパス=東京都文京区、ふじみ野キャンパス=埼玉県ふじみ野市)は6月26日、高校教諭を対象に「創立85周年記念公開ワークショップ」を開催した。
 例年この時期に開催する高校教諭対象の入試説明会に合わせて行った初めての試み。入試説明だけでなく、同大の学びを体験してもらおうと企画され、進路指導担当教諭のほか、英語、美術、保健体育、社会系、理科系など各教科担当教諭も多く参加した。

 「高校現場で役立つ新しい大学教育について」と題したワークショップは4テーマに分かれた。
 外国語学部の特色を生かした「『世界遺産と世界の教育について』~カンボジアのフィールドワークを事例として」では、英語による授業を展開。
 保健医療技術学部理学療法学科での学びを生かした「『いざという時に役立つテーピング』~スポーツ障害や再発予防のために」は、保健体育の教科担当だけでなく、部活動の顧問を務める高校教諭にも役立つ実践的な内容であった。

 

 さらに、人間学部共生社会学科を改組し、2010年4月に新設される「コミュニケーション社会学科」の学びを体験する「『社会調査の面白さについて』~コミュニケーション社会学科新設」では、WEB上のアンケート調査を実施。社会調査の面白さと同時に、学生全員が取得を目指す「社会調査士」についても、体験しながら理解を深められる内容となっていた。

 

 また、「『クリエイティブとマーケティングの融合教育』~コンテンツ・マーケティング専攻新設」では、デザイン・制作現場の第一線で活躍する教員らが、学生が実際に制作で使う画像ソフトの演習を交えながら、経営学部経営学科に新設される「コンテンツ・マーケティング専攻」での学びについて解説した。

 各ワークショップ終了後には、個別相談会を開催。学生生活に触れる機会が端々に設けられたイベントとなっていた。

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