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国連英検に、新評価を導入

2006/09/08

財団法人日本国際連合協会では、10月29日(日)に実施される第2回国連英検(国際連合公用語英語検定試験)において、 英語による「国際交渉能力の実務評価」を新たに特A級クラスに導入する。

これは、語学能力試験にとどまらない、即戦力として国際的に活躍できる人材の発掘をめざすもの。 国際関係団体や企業からの強い要請と外交、貿易など多方面で国際交渉力が必要とされている昨今の情勢に沿い、 新評価が導入された。

 今回の新たな試みの実施に伴い、国連・在外公館大使、公使、領事などの外交官経験者によるグループが 第2次試験の面接官として参加。能力評価とともに人材発掘の支援にもあたることになる。

  英語の検定試験が各種あるなかで、国連英検の特徴は、国連の理念である「国際理解と国際協力」の普及運動の一環であること。 出題トピックも、世界平和、地球環境、人権、異文化など、幅広い分野から用いられ、 英語能力のみの判定にとどまらない、国連に対する理解と協力につながる有意義な英語検定試験として評価されている。

 国連英検は、文部科学省が高等学校卒業程度認定試験にC級以上の合格を英語試験として認定しているのを始めとして、 早稲田大学がB級以上を2単位として認定しているなど、全国の80大学以上が推薦入試、単位認定などで国連英検を英語資格として重視している。 また、国連英検の合格者は国際企業でも採用・配属・人事考課などの際に高く評価されている。



2006年度第2回国連英検実施スケジュールは次の通り。

1次試験日: 2006年10月29日(日)
2次試験日: 2007年 1月14日(日)
申込期間 : 2006年 8月12日(土) ~2006年 9月25日(月)
申込方法 : 全国の書店・インターネット・郵送にて。

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