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第16号(平成24年10月10日発行) 女優 川島 海荷さん

2012/10/16

叶えたい夢ならあきらめないで、追いかけて!!

女優 川島 海荷


2006 年のデビュー以来、ガールズユニット「9nine」(ナイン)としての歌手活動や、テレビドラマや映画、CMにおける女優・声優としての活動と、引っ張りだこの川島海荷さん。テレビで川島さんを見ない日はないほどの人気ぶりです。
 川島さんは現役女子大生として、学業も仕事も両立させるべく努力を怠りません。そんな彼女
の姿勢からは「夢をつかむためのヒント」が見えてきます。


■目立たなかった小学校時代
 意外に思われることが多いのですが、小さい頃の私はクラスの中心人物というよりは、物静かに遊んでいるような、あまり目立たない女の子でした。
 それに、同級生の友人たちとも違って女優さんや女性アイドルにも夢や憧れを持ってはいませんでした。当時、ドラマがフィクションだということすら知らなくて、テレビの中で起こっていることはすべて本当のことだと思い込んでいたくらいなんですよ(笑)。
 芸能界にほとんど興味がなかった当時を思えば、いまこうしてタレント活動をしていること自体が信じられない気持ちです。


■スカウトされ飛び込んだ芸能界
 小学校6年生の頃、同じクラスの友人でとてもかわいい子がいたんです。ある日、その子が原宿で芸能事務所にスカウトされたという話を聞き「そんな夢みたいなこと本当にあるんだなあ」と他人事のように思っていたんですが、そのあとすぐに渋谷で母親と歩いているところを私もスカウトされちゃったんです。
 その時は、まさか私がスカウトされるなんてまったく思ってもみなかったので、どこか夢のように感じていました。周りの友人も親戚も、私がこういうお仕事を始めることに対
して応援してくれましたが、「すごく意外!」というのが共通した反応でした。自分自身、最初は「なんとなく挑戦してみようかな」くらいの軽い気持ちだったんです。


■「楽しさ」から「達成感」へ
 はじめのうちは「楽しい」という気持ちだけでお仕事をしていました。普通に学校に通っていたのではできない体験やたくさんの人と出会うことができるので、純粋に毎日が新鮮で楽しかったんです。
 ただ、いつからか経験を重ねていくにつれて演技のことで注意されることが多くなっていって。私って、実は負けず嫌いなんです。だから「やってやろう!」と気持ちに火がつき、演技では楽しさより、達成感を求めるようになっていきました。


■大切な友人ができた高校時代
 お仕事をしながらの高校生活でしたが、何事にも妥協はしたくないので、テスト前は追い詰められたりしながらも勉強には全力投球でした。
 そんな高校時代はたくさんの友人ができて、毎日がとても充実していました。高校の友だちって、何の隔たりもなくつき合えるものだと思います。変に自分を飾ったりせず、ありのままの「海荷」で接することができるんです。お仕事のスイッチがオフになる時は、やっぱり友人と一緒にいる時のほうが楽しい。そんなふうに思える友人こそが本当の仲間なのかもしれませんね。


■憧れだった「大学生」
 芸能界に入る前からずっと大学に進学したいと心に決めていました。小学生の時に、ハガキで届いた大学の案内を見て「大学はどんなところなの?」と、母親にいろいろ聞いていたんです。それ以来、大学生になることに憧れて、「絶対に大学に行く!」と宣言していたんです。
 高校3年生になり進路を決めなければならない時が来て、「芸能活動に専念する」という選択肢を選ぶかどうか迷った時期があったのは事実です。でも、やっぱり大学に行かないと後悔する気がしたんですよね。大人になってからでも大学に行こうと思えば行けるとひとは言いますが、高校を卒業した直後のタイミングというか、人生のそういう時期での大学進学はやっぱり特別だと思うんです。その想いを断ち切れず、小さい頃からの夢であった大学進学を果たすことができました。


■夢を叶えるために努力しよう
 女優業は同じことの繰り返しがない職業です。一つとして同じ演技をすることはないし、同じ役もあり得ません。「9nine」というガールズユニットとしての活動でも、女優としての活動でも、まったく新しいこと、ワクワクすることが毎日起こります。だから、飽きっぽい私にぴったりの職業なんじゃないかと思っています。だって、毎日がいつも新鮮なんですから。今後は、大学生活も手を抜くことなく、お仕事も頑張って両立していきたいですし、たくさんのことを吸収して成長していきたいと思います。
 高校生のみなさんに伝えたいのは、全力で夢を追いかけて欲しいということ。叶えるためにはもちろんたくさん努力することが必要ですが、チャンスをつかむためにはまず行動に移すことが大切だと思います。少しでもやりたいという気持ちがあるんだったら、そこで諦めてしまわずに、頑張ってみるっていうのが私のポリシーなんだと思います。


かわしま・うみか
1994 年生まれ。O 型。現在、都内の4 年制大学に在学中。本名同じ。2006 年、TBS テ
レビ連続ドラマ「誰よりもママを愛す」でデビューを果たす。ガールズユニット「9nine」(ナイン)のメンバーとしても活躍中。数々の人気ドラマ・映画・CM などに次々と出演し、活動の幅を広げている。

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