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未来を切り開く力
2005/10/26
去る8月27日、財団法人日本進路指導協会が主催する、キャリア教育研修講座の一環として、静岡県立松崎高等学校の新井立夫教諭の講演が行われた。
同校の特色は、6年連続就職希望者全員が第一志望の企業へ、さらに進学希望者は5年連続して全員が現役合格し、進路実現率が100%という点だ。高卒フリーター数が依然と高い数字を示している中、この数字は驚異的である。
同校の進路指導の中心は「正解暗記型のマニュアル教育」ではなくて「正解探求型のキャリア教育」。単に試験を突破するためのテクニックを教員が教え込むのではなく、生徒一人ひとりが自分の進路を模索する機会を与えていくというもの。教師はあくまで後押しするだけである。
講演では、生徒が主体となって進路ガイダンスを運営していく様子や、積極的に企業訪問していく姿など映像を交えて紹介された。
新井教諭は「新しい時代の新しい分野についてはどこにも経験者はいない。生徒たちは、他者からの答えが与えられるのを待つのではなく、自力で正解を探し求めていかなければならない」と同校の進路指導方針を語った。
低い内定率、高い離職率。高校生の取り巻く就職状況は依然厳しい。しかし、生徒自身のやる気を高めていく同校の取り組みに、高卒者の就職状況に明るい兆しが見えたようだ。
同校の特色は、6年連続就職希望者全員が第一志望の企業へ、さらに進学希望者は5年連続して全員が現役合格し、進路実現率が100%という点だ。高卒フリーター数が依然と高い数字を示している中、この数字は驚異的である。
同校の進路指導の中心は「正解暗記型のマニュアル教育」ではなくて「正解探求型のキャリア教育」。単に試験を突破するためのテクニックを教員が教え込むのではなく、生徒一人ひとりが自分の進路を模索する機会を与えていくというもの。教師はあくまで後押しするだけである。
講演では、生徒が主体となって進路ガイダンスを運営していく様子や、積極的に企業訪問していく姿など映像を交えて紹介された。
新井教諭は「新しい時代の新しい分野についてはどこにも経験者はいない。生徒たちは、他者からの答えが与えられるのを待つのではなく、自力で正解を探し求めていかなければならない」と同校の進路指導方針を語った。
低い内定率、高い離職率。高校生の取り巻く就職状況は依然厳しい。しかし、生徒自身のやる気を高めていく同校の取り組みに、高卒者の就職状況に明るい兆しが見えたようだ。