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222号

2023/12/26

 「流れ星が流れている間に3回願い事を言えば、その願いはきっとかなう」と幼少期に聞いたことのある人は少なくないのではないだろうか――。由来については諸説あるとされるが、「キリスト教の言い伝え」もしくは「ヨーロッパのウラル・アルタイ語族の行い」の二つが有力ではないかと伝わる▼流れ星が流れる一瞬の間に願い事を3回口にするのは現実的にはかなり難しいが、もしも言える人がいるならば、その人はその願いを常日頃から強く考えている人に違いないだろう。「思考は具現化する」ということなのだろうか▼今年は12月15日の午前4時頃にふたご座流星群の活動が極大となり、12月13〜15日の夜は流れ星を観察することができる絶好のチャンスだ。国立天文台によると、例年に比べて月明かりが少ないなど、観測するには8年ぶりの好条件になるという▼大学入学共通テストまで残り約1カ月となった。受験生は最後の追い込みをしている時期に違いない。もしも勉強に疲れてしまった時は、夜空を見上げてリラックスしてみるのも良いだろう。自分の未来を流れ星のように輝かしくするために、受験生には最後まであきらめずに駆け抜けて欲しい。




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