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第68号(令和7年10月10日発行)俳優・斎藤京子さん

2025/10/11

夢はあきらめなければきっとかなう! 目標を持ってこれからの人生を歩んで!!
俳優 斎藤京子さん
































 日向坂46のメンバーとして活躍し、令和64月、大勢のファンに惜しまれつつグループを卒業した齊藤京子さん。卒業後は俳優としての活動の幅を広げ、107日スタートのTVドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」では水野美紀さんとW主演を務めるなど、いま大きな注目を集めています。
 齊藤さんを訪ね、これまでの半生を振り返っていただきつつ、進路選択を控える高校生のみなさんに向けて応援メッセージを送っていただきました。

 



ダンスに夢中だった小学生時代 中学生でAKB48に心惹かれる
 私は東京都で生まれ育ちました。幼少期はお母さんっ子で、幼稚園に送迎してくれた母と離れるのが嫌で、よく泣いていた思い出があります。また、お遊戯会で披露したダンスや踊りがとても楽しくて、家ではしょっちゅう踊っているような元気な女の子でした。
 小学校に入学後は踊りを習い事としてやってみたいと思い、親に頼んで1年生の時にクラシックバレエを習い始めました。そして小学校2年生からはダンススクールに通うようになり、夢中になってダンスをしていました。私が小学生だった頃はキッズダンスが流行っていて、学校の休み時間や放課後はよく友人と踊っていたのが良い思い出です。
 中学校に進学してからは、当時大人気だったAKB48の大島優子さんのファンになり、出演しているテレビを録画して何度も見返したり、グッズを購入したりしていました。芸能界のお仕事には小学校6年生頃から憧れを抱き始めたのですが、中学生になってからは「将来は絶対アイドルになる」という夢ができました。そのため、アイドルになるためには歌も上手でなければならないと考えて、習っていたダンススクールを退会して歌を本格的に学べるボーカルスクールに入り、ボイストレーニングに励んでいました。



キラキラした高校生活を送る 高校卒業後に夢のアイドルへ
 勉強は決して得意ではなかったのですが、高校は無事に第一志望校に入学することができました。本当にどこにでもいるような普通の女子高校生の生活を送っていて、放課後は仲の良い友人とファミリーレストランでおしゃべりをしたり、カラオケに行った後にゲームセンターでプリクラを撮ったりということを毎日のようにしていました。いま振り返ってみても楽しい思い出ばかりで、とてもキラキラした青春時代を過ごすことができました。
 一方、将来の夢は変わらずアイドルになることでしたから、オーディションの情報を見つけては応募をしていました。そして高校卒業後に応募した「けやき坂46」のメンバーオーディションで合格をいただけて、念願だったアイドルとしてのスタートを切ることができました。
 けやき坂46と改名後の日向坂46では、このグループだからこそできる貴重な経験をたくさん積むことができ、大きく成長できたように思います。そして昨年の4月に横浜スタジアム(横浜市)で行った卒業コンサートをもって日向坂46を卒業し、現在は俳優やタレントとしての活動に軸足を置いています。

 


新米ママ・篠原レイコを熱演 爽快感のストーリー性が魅力
 107日からは私と水野美紀さんがW主演を務めるドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」が放送されています。この作品は幼稚園のママ友グループによるいじめが原因で愛娘を亡くした水野さん演じる55歳の母・篠原玲子が、謎の天才外科医の全身整形手術によって私が演じる25歳の新米ママ・篠原レイコに生まれ変わり、娘を死に追いやったママ友グループに潜入して報復するという復讐エンターテインメントです。
 オファーをいただいてとても嬉しかったのですが、最初にドラマのタイトルを聞いた時は正直衝撃を受けました。でも、実際に台本に目を通してみると、読めば読むほどおもしろいストーリーに魅力を感じました。私自身初めての母親役ということもあり、普段はなかなか子どもと接する機会がないのですが、どうすれば母性があふれ出るような自然な演技ができるだろうかと考えて、世の中のお母さん方を観察して参考にさせていただきながらこの作品に臨みました。愛する娘を奪われたママ友に仕返しをしていく復讐劇ですが、毎回最後はスカッとするような爽快感のあるストーリーに仕上がっています。興味のある高校生のみなさんは、ぜひ視聴していただければ嬉しく思います。

 


俳優としての幅を広げたい 貴重な青春時代を謳歌して
 昨年に日向坂46を卒業し、現在はドラマや映画、バラエティ番組などに多数出演をさせていただくなど、充実した日々を過ごしています。特に今年に入ってからは重要な役どころのオファーをたくさんいただけていることにとても感謝しています。今後もいただいたお仕事一つひとつとていねいに向き合い、俳優としての役の幅をさらに広げていきたいと考えています。
 進路選択を控える高校生のみなさんに対しては、夢を持ってこれからの人生を歩んで欲しいということをお伝えしたいと思います。私は中学生の頃から「将来は芸能界に入ってアイドルとして活躍する」という夢を持っていて、その夢をかなえることができました。夢を持つことでその実現に向かって努力することができますし、仮に壁にぶつかったとしても夢のためならきっとその壁を乗り越えることができると思います。高校生の進路は大学や短期大学、専門学校への進学や就職など、さまざまな選択肢があるため迷うことも少なくないと思いますが、ぜひ将来の夢や目標を見つけて、その達成に向けて頑張ってください。
 また、私自身高校時代は本当に楽しい時間を過ごすことができましたので、貴重な高校3年間を大切に、青春も謳歌して欲しいとエールを送りたいと思います。

 


さいとう・きょうこ平成91997)年95日生まれ、東京都出身。平成282016)年、けやき坂461期生として加入。日向坂46に改名後、8枚目のシングル「月と星が踊るMidnight」ではセンターに抜擢されるなど、中心メンバーとして活躍。令和62024)年45日、横浜スタジアムで卒業コンサートを開催し、多くのファンに惜しまれつつ日向坂46を卒業。現在はTVドラマや映画、バラエティ番組などに多数出演するなど、幅広い分野でその才能を発揮している。

 

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