250号
2026/04/10
「春眠暁を覚えず」とあるように、暖かな日差しが心地良い眠気を誘う季節となった。しかし、4月は何かと忙しく、眠ってばかりもいられない。夢から覚めて現実の進路と真剣に向き合うのもこの時期だ▼「フィジカルAI」のニュースがかまびすしい。物理的な肉体を持ったAIを介護や製造業などで導入することで、人手不足解消への期待が高まっている。こうした技術の進展に伴い、経済産業省の推計でAIの専門人材が令和22年には339万人も不足するとされており、エンジニア需要が高まっていると聞く。一方、「ブルーカラービリオネア」と言われ、現場力を武器に高い収入を得る層も現れているという▼まさにVUCA時代なのだろうが、必要なのは、自分で決めた選択を信じ、やり抜くという覚悟だろう。どのような選択でも不安や後悔は必ず生じる。しかし、かなえたい目標や到達したい未来を定めて向かっていくことが次の一歩につながるはずだ。歩んだ道を振り返った時、悩んだ時間さえも輝いて見えるに違いない▼世間や周囲の声の中に正解はないと知るべきだ。自らと向き合い、自分しか歩めない道を見つけることが、幸せな進路につながると信じている。
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