トップページ > 大学ニュース・イベント情報 > 中央大、横浜山手女子学園を付属化

前の記事 | 次の記事

中央大、横浜山手女子学園を付属化

2008/02/23

 中央大学(東京都八王子市)と横浜山手女子学園(神奈川県横浜市)が2月18日、将来的な継続合併を視野に、横浜山手女子中学・高校の付属学校化に取り組むための協議開始で合意し、「協議会」の発足を発表した。
 
 中央大学にとっては、有名私大の中で付属中学校開校での出遅れの挽回を図ることと、神奈川県からの進学者が都内高校に次いで多く、付属化のメリットが大きいことが挙げられる。横浜山手女子学園側は、創立100年の伝統を守り、教育事業を推進継続する上で、進学率向上を保護者にアピールすることが欠かせなく、中大ブランドの魅力を活用したいという考えがある。
 今後は、文科省、神奈川県の認可を待って、計画を実施に移す運びとなる。

 現時点で考えられているのは、2010年4月の付属高校入学者から希望に応じ、中大進学を可能とする。また2011年4月をメドに中大による法人合併も見込まれ、中・高校の男女共学も考えられる。

 このような、私立大学が既存の中高を付属化するのは、全国的にも極めて珍しく、神奈川県では初めてのケース。

前の記事 | 次の記事