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大学は美味しい!!フェアに行ってきました。
2008/02/23
先日、新宿ûü島屋で、2月16日~20日まで開催されていた「大学は美味しい!!」フェアに行ってきました。
小学館が発行するDIME誌に、2006年4月から2007年12月まで連載されていた、「大学が研究・開発した『食』」を、一同に集め、“実際に食べられる!買える!食の学園祭”。「そりゃ行かないわけにはいかないでしょ!」と大学マニアの血が騒ぎ、発行間際の忙しい時にも関わらず、のぞきに行ってきました(先に帰らせてくれた先輩方、ありがとうございました!!)。
そうは言っても、催事場についたときには閉店45分前。
普通の物産展と変わらず、どのブースも、日ごろからûü島屋を利用しているであろう奥様方、おじ様方を中心賑わっていて、目玉となる商品はほとんどのものが売り切れていました……。特に数量限定商品は、午前中に行かなければ手に入らなかったようです。(涙)
でも、ほとんどのブースで試食できたので、いろいろと研究の成果を味わってきましたよ♪
◎高知大学 整腸作用のある機能性ゼリー(オレンジ風味)
メインの野生酵母パンはもうなかったのですが、研究所で開発されたゼリーをいただきました。
微生物が作り出す成分に整腸作用があり、一口サイズのゼリーを1日6個食べ続けると、1~2週間で便秘が解消されるというもの。まだ開発段階ですが、モニターとして学生に試してもらい、効果は実証済みとのことでした。
アンケートとして、どうすれば食べやすいか、毎日続けられるかなど、いろいろ聞かれたのですが、一番考え込んでしまったのが、「この味・この機能で、1ついくらなら買いますか?」という質問。
ものすごく悩んだ結果、毎日続ける、ということを優先して「1つ10~30円(×6個で1日60~180円)」と答えたのですが、どう考えても安すぎますよね……価値を低く評価してしまったようで、ちょっと反省しました(説明に立っていた研究所の開発担当の方が、心なししょんぼりしていたような気が……)。
◎佐賀大学 「バラフ」
「バラフ」とは、南アフリカ原産の「アイスプラント」という植物のことです。体内に塩分をため込む性質があって、もともとは砂漠の植物だったものを、食用に開発して、バラフという名前を付けたのが、佐賀大学農学部。すでに販売用は売り切れていて、試食だけさせていただきました。
葉の周りに水滴がびっしりとついていて、一瞬「海ぶどう」のようにプチプチするのかと思ったのですが、そうではなく、100%水分でした。かじってみると、シャキッとしていて、しょっぱいんです!!塩をまぶしてあるのではなく、バラフが蓄えている塩分で、塩味がするとのこと。販売・説明担当の方が「そのまま食べるのが一番おいしいんですよ」と話していましたが、その通りだと思いました。
◎鹿児島大学 ねじめびわ茶&芋焼酎
鹿児島大学と十津川農場が共同研究をして生まれたのが「ねじめびわ茶」(「ねじめ」は、生産地の鹿児島県南大偶町根占に由来するのだと思います)。普通のびわ茶よりも、有効成分が豊富で、カフェインレスだそうです。女性にはうれしいですね。冷茶を飲んだのですが、さっぱりしていて、とても飲みやすかったです。そしてサンプルもいただいちゃいました。
そして鹿児島といえば芋焼酎!ということで、「きばいやんせ」は鹿児島大学ブランドの芋焼酎。大學新聞48号の中部・西日本版にも、鹿児島大学の記事(しかも焼酎について!)を掲載していたのですが、実際に飲んだことはありませんでした。実は焼酎は全般的に苦手だったのですが、この芋焼酎は飲みやすくて、本当においしかったです!!
そして、「焼酎をびわ茶で割るとまたおいしいよ」という販売・説明担当の方の一言! その場では割らなかったのですが、交互に飲んでいてもピッタリ、という感じだったので、鹿児島に行ったら両方買い込んで試してみようと思います(鹿児島大学のインフォメーションセンターで売っているようです)。
●お買い上げ商品:山形大学 レンジで作るお米のケーキ(さくらんぼ/だだちゃまめ)
「何かひとつくらい商品を買って帰ろう!」と思って、物色していたところ、目にとまったのが、カップ入りの「お米のケーキ」。山形大学のベンチャー企業からスタートした、(株)パウダーテクノコーポレーションが販売しています。「レンジでチン!」して簡単に作れるようにしたのが開発のポイントだそうです。
実は会社のレンジで、お昼に(or夜食に)食べられるかな、と思ったのですが(周りのスタッフたちと味見もできるので)、たまごが必要で、自宅に持って帰りました。まだ作る時間がなくて、食べていないのですが、楽しみです。
他にも、奈良女子大学の「奈良のご当地アイス」のもなか(奈良漬・小しょうが・大和まな)や、ブースで調理・販売していた藤女子大学のいしかりバーガーなど、気になる商品はたくさんあったのですが、給料日前のお財布と、持ち帰り時間を考慮して、あきらめました……。
ぜひ、旅行がてら大学を訪ねて、購入したいと思います。
研究所からベンチャー企業と発展した商品開発や、地元企業・農家との連携など、大学の研究成果や地域連携・活性化がみえる、刺激あるイベントでした。
DIMEの企画力にも刺激を受けました。私もがんばらねば!
(さくら)