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【第53号】

2008/07/01

 問題。「ある時、父と子がドライブに出かけた。突然、急に割り込んできた車と接触。父と子は重体で病院へ搬送される。緊急手術となるが、医者は手術を拒否してしまう。『自分の息子を手術できない』との理由。子どもと医者の関係とは?」▼この問題には、複雑な人間関係はない。答えは「医者が母親だった」から。もし、混乱したというなら、「医者=男性」という偏見が混じっていたのだろう▼さて、問題をもう一つ。「『外国人』と聞いて、どのような人をイメージするか?」髪の毛は金髪で、目の色は青く、肌の色は白いなどと、欧米人を想像した人はいないだろうか▼外国人は、欧米人のような人ばかりではない。世界には少なくとも190カ国以上があり、そこにはさまざまな人種がいる。髪の毛の色、肌の色、目の色もみんな違う▼日本は今、開かれた日本をめざし国際化を推進しようとしている。教育もその流れにのり、留学生を積極的に受け入れようとしているところだ。ただし、日本に来る外国人留学生の多くは中国人。外見は、大きく日本人とは変わらない。だが、言葉や文化は違う▼今後、ますます言葉や文化が違う人たちが日本に来る機会が増える。偏見を持たず、違いを素直に受け入れることができれば、日本が国際化したことの証となろう。

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