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〔第93号〕

2013/03/06

いささか陳腐で恐縮だが、「激動」の平成24年度も残すところ3月のみとなった。本紙は月刊化という新たな挑戦を試みた年でもあったが、読者諸兄姉にとってはどのような一年であっただろうか▼学校はいよいよ卒業シーズンに突入する。残念なのは就職希望者全員が4月から社会人に…とは言えない厳しい状況があることだ。卒業後も引き続き就職活動を続ける学生が少なくないと聞く。思えばこの一年は、新卒者を取り巻く厳しい就職環境が一つの大きなテーマだったように思う▼「旧態依然のやり方では企業は勝ち残れない。挑戦し続けることで発展する」とは、本紙にご登場いただいたHIS・澤田秀雄会長のお言葉だ。また「厳しい業界にあっても、研究・勉強を欠かさず常に新しいものを発信する」と語る佐藤繊維株式会社の佐藤正樹社長らに通底するのは「常に変化・革新」が必要だということだろう▼「隗より始めよ」ではないが、新年度、本紙はさらに挑戦を続けていく。十分な情報を与えられていない就活生と、隠れた優良成長企業とを結ぶため、『就活支援ジャーナル』という新しいメディアを準備中である。新年度もおつき合いいただければ幸いだ。

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