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2008年4月新学部誕生 立教大学
2007/03/19
立教大学は3月16日、2008年4月に、新たに「異文化コミュニケーション学部」および、コミュニティ福祉学部に「スポーツウエルネス学科」を開設することを発表した。
「異文化コミュニケーション学部」は、既存の独立研究科、異文化コミュニケーション研究科のこれまでの研究成果を生かし、「ことば」によるコミュニケーションを研究する学部だ。ここでは「発話」を重視し、異文化コミュニケーションのベースとなる外国語教育に力を注ぐ。少人数のクラスによる徹底した外国語教育や、半年間の留学を通して、徹底した「ことば」の運用能力を高める。そうした実践を経て、しっかりとした基礎を身につけた上で、文化間に生じる、交流だけでなく摩擦や諍いなどの問題に取り組み、解決する素地や姿勢を養い、多文化共生時代に活躍する人材の育成をめざす。
開設準備室長の一ノ瀬和夫教授は「この学部を通して、本学から研究成果を発信し、現在、世間で流布している〝異文化コミュニケーション〟というものの認識を改めるべく、挑戦したい」と意気込みを語る。
コミュニティ福祉学部に新設される「スポーツウエルネス学科」では、特に「ウエルネス=人々の健康」に重点を置いた学びを展開する。既存のスポーツ系の学部・学科は、運動能力の高い人が集まり、トップアスリートを養成するような傾向が強いが、同大の学科は、障害者スポーツや高齢者スポーツなども視野に入れ、すべての人が健康に、豊かに生きるため、〝いのちの尊厳〟を重視したスポーツを学ぶ。
「例えば、バレー競技に合わせて背の高い人がバレーをやったり、技術を高めるというような、人がスポーツに合わせる考え方ではなく、スポーツ自体が、人に合わせて形をかえて行くという発想」と開設準備室長の福山清蔵教授は説明する。こうしたスポーツ観とともに、コミュニティ福祉学部が培ってきた福祉マインドとを融合したリベラルアーツ教育が誕生する。
こうした新学部・学科の開設に関して、大橋英五総長は「現代が要請する課題に対して、いかに大学がこれまでの研究の蓄積をふまえた体系を構成し、社会に発信していけるかが大切である」と、今後も改革を進めていく姿勢を示した。
「異文化コミュニケーション学部」は、既存の独立研究科、異文化コミュニケーション研究科のこれまでの研究成果を生かし、「ことば」によるコミュニケーションを研究する学部だ。ここでは「発話」を重視し、異文化コミュニケーションのベースとなる外国語教育に力を注ぐ。少人数のクラスによる徹底した外国語教育や、半年間の留学を通して、徹底した「ことば」の運用能力を高める。そうした実践を経て、しっかりとした基礎を身につけた上で、文化間に生じる、交流だけでなく摩擦や諍いなどの問題に取り組み、解決する素地や姿勢を養い、多文化共生時代に活躍する人材の育成をめざす。
開設準備室長の一ノ瀬和夫教授は「この学部を通して、本学から研究成果を発信し、現在、世間で流布している〝異文化コミュニケーション〟というものの認識を改めるべく、挑戦したい」と意気込みを語る。
コミュニティ福祉学部に新設される「スポーツウエルネス学科」では、特に「ウエルネス=人々の健康」に重点を置いた学びを展開する。既存のスポーツ系の学部・学科は、運動能力の高い人が集まり、トップアスリートを養成するような傾向が強いが、同大の学科は、障害者スポーツや高齢者スポーツなども視野に入れ、すべての人が健康に、豊かに生きるため、〝いのちの尊厳〟を重視したスポーツを学ぶ。
「例えば、バレー競技に合わせて背の高い人がバレーをやったり、技術を高めるというような、人がスポーツに合わせる考え方ではなく、スポーツ自体が、人に合わせて形をかえて行くという発想」と開設準備室長の福山清蔵教授は説明する。こうしたスポーツ観とともに、コミュニティ福祉学部が培ってきた福祉マインドとを融合したリベラルアーツ教育が誕生する。
こうした新学部・学科の開設に関して、大橋英五総長は「現代が要請する課題に対して、いかに大学がこれまでの研究の蓄積をふまえた体系を構成し、社会に発信していけるかが大切である」と、今後も改革を進めていく姿勢を示した。