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大学ノート
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かつて、自分の牛と他人との牛を区別するために焼き印をつけていた。この「焼き印」がブランドの始まりとされている▼他の商品と差別化することがブランドとしての役割。し…
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「大道芸をしながら、世界60カ国以上旅してきて、たくさんの元気をもらったことを伝えたい」、「玉音放送が始まった8月15日、日本を代表する作家は何をしていたのか…
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夏の風物詩ともいえる甲子園の全国高校野球選手権。今年はダークホース・佐賀北高校が初優勝を果たした。優勝までには数々のドラマがあった。 初戦から延長再試合、強豪…
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「梅雨入り」といいながら、首都圏ではなかなか雨が降らず、日差しの強い日中と、涼しい風が吹く朝夕の気温差に、夏風邪をひいてしまった人もいるだろう。 雨が降らない…
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渡辺淳一さんの『鈍感力』(集英社)という本がベストセラーとなっている。小泉前首相も「鈍感力が大事」という発言をしていた。現在、世の中にあふれかえっている「○○力…
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宋の国に猿を飼っていた狙公(そこう)という人がいた。猿に餌を与えるとき、「今日からえさは、どんぐりを朝に三つ、夕方に四つにする」と言った。餌を減らされ猿は怒り出…
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「ゴホゴホ」と、風邪がはやってくる時期になってきた。違いがわからないが、「今年の風邪は……」というフレーズが聞こえてくる。風邪の感染源のうち90%近くはウィルス…
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大手就職情報サイトが学生に行った調査では、今年の就職活動を漢字一文字で表すとすればという質問に、「楽」という回答が一位になったという。「思ったよりも楽だった」と…
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「カキーン」という金属バットの音が聞こえなくなった。夏の風物詩、甲子園の2日間にわたる37年ぶりの決勝再試合に幕が下りた。壮絶な試合を制したのは初優勝の早稲田実…
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「一寸」と書いて「ちょっと」と読む。梅雨が終われば「一寸一杯」という居酒屋の看板を目にすると、ついつい寄ってしまいたくなる。 広辞苑(岩波書店)によれば、「わ…
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「學」(学)という字を分解すると、「爻(交わる)+臼(両手)+子+宀(家)」からなり、先生が知恵を授け、身振り手振りで、弟子が習うという意味がある。また、「校」…
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「滑る」という言葉は、受験生にとっての禁句。その言葉が許される冬の祭典、今回のトリノ冬季五輪での禁句は「メダル」になるのだろうか。 フィギュアスケート女子でよ…
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日本漢字能力検定協会の2005年を表す漢字に「愛」が選ばれた。愛・地球博に代表される明るい出来事の一方で、小学生を狙った凶行など、「愛」とは対極にある事件が起こ…
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直感の7割は正しい―。棋士の羽生善治さんの著書「決断力」(角川書店)の言葉だ。十手先を読むプロ棋士なら、直感という言葉が似合わないような気もするが、七冠を達成し…
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「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」とは道元禅師のことば。自然の光景を歌いながら、季節にあったシンプルな物事の本来の姿というものを思い起…
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あなたの未来は何色ですか――。ニートに詳しい玄田有史東京大学助教授が、あるシンポジウムで投げかけた質問。玄田助教授によると、最も多かった答えは水色で、特に将来に…
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「ゆとり教育」の見直しということで、中学校の教科書が改定された。学力低下など、世間を騒がしていた問題に対して、解決の糸口が見えてくるのかと思ったら一転、歴史教科…
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もはや冬の風物詩となった「第一生命サラリーマン川柳コンクール」。今年の入選作品が発表された。時代を映す鏡といわれるように、"ヨン様"に代表される韓流ブーム"負け…
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二〇〇五年の干支は「酉」。中国で酉年は、変革が多い年という。日本の歴史を振り返っても、大きな変革が起こっている。辛酉の年に、初代神武天皇が即位したという伝説。一…
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埼玉県の山中で十月十二日、七人の若い男女らが、車の中で死んでいるのが発見された。インターネットの自殺サイトを通じて仲間を募ったといわれている。その若者の中には、…