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学窓
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11月8日の宵、「一期一会」を経験した人も少なくないだろう。日本各地で皆既月食と惑星食を同時に観察できる珍しい一日となった▼皆既月食とは、月全体が地球の本影に…
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「女心と秋の空」ということわざがあるように、秋の空模様は移り変わりが激しく天候に左右されることも少なくない。振り返れば、今年の秋の3連休は台風が立て続けに日本…
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9月に入り、日中の暑さが少しずつ緩やかになってきた。今年は9月10日が「中秋の名月」。農業の行事と結びつき、サトイモの水炊きを備えたりすることから「芋名月」と…
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日本三大祭りに数えられる八坂神社(京都府)の祭礼・祇園祭(ぎおんまつり)は、7月1〜31日の期間中、さまざまな行事を執り行い、京都の街を盛り上げる。中でも17…
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6月に入って関東は梅雨入りし、すっきりしない日々が続いている。祝日がないことで知られる6月にあって、3日が測量の日と知る人は意外に多い。測量と言えば、江戸時代…
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春の大型連休が明け、街に喧騒が戻ってきた。私事だが、幾分久しぶりに帰省し、ローカル線の車窓から望む地元の田園風景が懐かしく映った▼詩人・宮澤賢治の代表作の一つ…
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4月10日から16日までの一週間は「女性週間」だという。昭和21年4月10日に女性参政権が行使されたことを記念して、女性の自主性や地位向上を図るため、昭和24…
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春の到来が目前だ。しかし、不安定な世界情勢は依然として解消されていない。新型コロナウイルス感染症の収束は不透明で、公共料金や相次ぐ物価の値上がり、また突如とし…
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日本では、2月22日は「猫の日」として親しまれている。江戸時代の浮世絵にも描かれるなど、古くから日本人の暮らしに溶け込んできた猫だが、その多くは老齢期になると…
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年末から年始にかけて急激に気温が冷え込み、都内でも積雪が見られるほどの雪景色となった。前日の積雪が凍結し、足元がおぼつかない中での通勤・通学となった人も少なく…
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令和3年も残すところあとわずか、年の瀬の忙しさを感じる時期がやってきた。新型コロナウイルス感染症の感染状況は以前より落ち着いているものの、新しい変異株が確認さ…
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朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなるなど冬の気配が近づき、せわしなさを感じる日々が続いている。寝てもあまり疲れが取れず、睡眠の質をより良くしたいと考える人も少な…
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9月13日、メトロポリタン美術館(MET、米国・ニューヨーク州)で開催された世界的なファッションの祭典「コスチューム・インスティテュート・ガラ(METガラ)」…
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異例とも言える記録的な大雨となった今年の8月だったが、気がつけば涼しい風に乗って虫の大合唱が聞こえてくる季節となった。「中秋の名月(十五夜)」など、風物詩と共…
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6月半ばに梅雨入りをした関東では、2〜3週間ほど毎日のように雨が降っていた。ここ数日は晴れ間のある日が増えてきたが、アスファルトからの照り返しが厳しく、今年も…
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6月10日は「時の記念日」だという。日本で初めて漏刻(水時計)による時の知らせが行われたことを記念して制定された。意外にも、日本で時間感覚が培われたのは、実は…
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2021年の本屋大賞が発表された。発掘部門・みうらじゅん氏の『「ない仕事」の作り方』に興味を覚えた▼これまでにもAIや技術の発展により、「今後数多くの仕事がな…
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桜吹雪の舞い込みと共に、“春うらら”という言葉が似合う季節となってきた。旧暦の4月を意味する「卯月」は、卯の花が咲く月を省略したものというのが定説だと聞く▼新…
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自宅近くの公園に植わった紅白の梅の木が、競うようにその花を咲かせている。朝晩の冷え込みはまだ厳しいが、桜よりひと足早い梅の開花に春の訪れが近いことを感じる▼学…
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近所の古書店が閉店した。シャッターに掲示されている張り紙には、「このご時世に鑑みて」との閉店理由が見える。20年近く親しんだ地域密着の古書店の廃業に何とも言え…