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学窓
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6月10日は「時の記念日」だ。「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を」と1920 年に制定された。近代化を目指していた当時の時代背景がうかがえる▼…
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消費税率8%が導入され、消費の冷え込みを懸念する声をよそに、港町・横須賀には驚くほど長蛇の列ができたのだという。人々のお目当ては、腕自慢の海上自衛隊員がふるまう…
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ある調査によると、およそ9割の高校生が携帯電話を使用しているという。電子メールでコミュニケーションを取っていた時代は過ぎ去り、現在はSNSを活用するのが主流にな…
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ソチオリンピックが閉幕した。日本では深夜から明け方にかけて放送されることも多く、寝不足な日々を過ごした人も少なくないだろう▼日本選手たちの活躍もさることながら、…
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2月4日頃は「立春」、つまり春の始まりを指す。古来、こうした季節の変わり目には鬼が生じると考えられており、立春の前日である「節分」において厄落としの行事が行われ…
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十干十二支で言えば、今年は「甲午(きのえうま)」に当たる。甲は「かたい殻に覆われた状態」、午は「草木の成長期が過ぎ、衰えを見せ始めた状態」を表すのだという▼江戸…
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新語・流行語大賞が異例の4語同時表彰を行った。年間大賞として選出されたのは「じぇじぇじぇ」「倍返し」「今でしょ」「お・も・て・な・し」の四つだという▼大賞が一つ…
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料理を通じて地域をピーアールするイベント「B -1グランプリ」の季節が今年もやってきた。街おこし活動の「ナンバーワン」になるべく全国からご当地グルメを引っ提げて…
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感慨深いとはこういうことを言うのだろう。大學新聞は今号をもって創刊「100 号」を迎えることができた。創刊当初に比べて教育環境は大きく様変わりし、その動きは今後…
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「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」―。日が暮れる頃、部屋の窓を開けるとずいぶんと気持ちのいい風が入ってくるようになってきた。湿気を帯…
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「夏は、夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがいたる」―。平成二十五年小暑外に出て月や蛍を愛でたいところだが、夜でもその趣に興じる余裕がないほど暑…
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先日、ゆるキャラ同士が「婚約」するというニュースが流れた。東日本大震災で被災した福島県本宮市と復興を支援した埼玉県上尾市が友好都市協定を締結することに伴い、両…
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季節は八十八夜を過ぎ、すっかり過ごしやすい陽気の毎日となった。八十八夜は、立春から数えて88日目を指す。〝八十八〞という字を組み合わせると〝米…
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例年より早く咲いた桜は、4月の「入学式シーズン」を前にはらはらと花びらを落としている。花散らしの冷たい雨が降る中、卸したてなのだろう、シワ一つないスーツを身にま…
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いささか陳腐で恐縮だが、「激動」の平成24年度も残すところ3月のみとなった。本紙は月刊化という新たな挑戦を試みた年でもあったが、読者諸兄姉にとってはどのような一…
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人の一生は重き荷を負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず―。かの武将、徳川家康が残したとされる名言である。センター入試が終了し、入試本番を迎えた受験生に送りたい…
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凍えるような寒さが続く中、新しい年を迎えた。いつものことながら身が引き締まる思いだ。今年の干支は「巳」。ヘビは、その特徴的な脱皮のさまから「復活」や「再生」の…
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次第に日が短く、朝晩の冷えこみが一層厳しくなってきた。冬至である。冬平成二十四年大雪至は太陽が軌道上の最も南に下がり、昼の長さが一年で一番短くなる日。古代では…
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暦の上では冬が始まるとされる「立冬」を過ぎ、晴れ着に身を包む子どもたちの姿を目にする季節になった。「七五三」である▼七五三は子どもの成長を祝い、その加護を祈る…
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季節はいよいよ秋めいてきたようだ。残暑はすっかり鳴りを潜め、時折冷たい平成二十四年寒露風を感じる。この数日では往来にも上着を着込んで足早に歩く姿が多く見受けら…